「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線まとめ

映画「僕は明日、昨日のきみとデートする」には、かなり多くの伏線があります。そしてその伏線は物語の前半にすべて詰め込まれており、後半に入る時に一気に回収されます。

そういった意味でも、本作品は最低2回は視聴したいところです。きっと、また違った感動が味わえると思います。

本記事では、映画「僕は明日、昨日のきみとデートする」の物語前半に数多くある伏線をまとめてご紹介したいと思います。

ケンタ

わたしは2回観て2回とも泣きました(^_^;)

「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線と回収｜1日目

物語は、2人の男女（高寿と愛美）が電車内で出会うところからはじまります。

作品冒頭｜愛美も何気に高寿を見ている　00：00：30～

「勘弁してくれよ。。」

突然の一目惚れで最初に高寿が思ったこと。

奥手の高寿にとって、電車内で突然一目惚れをしてしまったことは、「まいったな、、」という心境なのでしょう。声をかける勇気はないけいど、これを逃したら二度と会うチャンスは無いかもしれない。

しかし、電車内のシーンの中では、愛美の方からも高寿に視線を送るような描写があります。

なぜ、一方的な一目惚れのはずのこのシーンで、愛美の方からも視線が送られているのか、、、　それは本編の後半で明らかになります。

意味深な目線で高寿を見つめる愛美　00：03：50～

奇跡的にも駅のホームで愛美と話すことになった高寿。ぎこちない会話をしていると、ふと愛美の方からじっと見つめる視線が。。

出会ったばかりなのに、この熱い視線の意味は、、、？

なぜか泣く愛美　00：05：50～

そして、愛美が待つ電車が来た時高寿は愛美に「また会えるかな、、？」と聞きます。

振り返った愛美はなぜか泣いています。「悲しいことがあってね、、、」とごまかす愛美。この涙の意味は一体、、、？

「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線と回収｜2日目

出会った次の日、連絡先すら交換していなかった高寿は、愛美に会えることを期待して昨日と同じ時間の電車に乗ります。しかし、その車内に彼女の姿はありませんでした。

動物園で愛美、さらっと意味深な発言｜00：08：40～

その後、動物園で絵を描いていると、突然後ろから愛美が現れます。なぜここに愛美が、、？

高寿が描くキリンの絵を見て「これ、教室に張り出されるやつだ」と愛美は意味不明なことを言います。

2人共通のエピソード｜00：10：00～

思い出の場所「宝ヶ池」に愛美を連れてきた高寿。5歳の頃に池で溺れそうになった高寿は危ないとろこを知らない女性に助けられた、という話をします。

すると、愛美も「5歳の時に死にかけたことがある」と言います。これはただの偶然なのでしょうか？そして、高寿を助けた「知らない女性とは？」

水玉模様の手帳｜00：11：00～

勇気を振り絞って愛美に連絡先を聞く高寿。

その時、手帳を取り出した愛美が「こっちじゃなかった、、」と水玉模様の手帳をしまい、別のものを取り出します。

物語の中盤から後半にかけて、この手帳が非常に重要な役割を持ちます。

「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線と回収｜3日目

愛美の連絡先を聞き出した高寿は、親友の上山に背中を押され、電話で愛美をデートに誘います。いつにしようか、と聞く高寿に愛美は「明日」と即答し、明くる日のデートが決定します。

窓からポメラニアンを見て｜00：18：10～

食べ歩きを楽しんだ2人は、喫茶店に入ります。窓から、犬（ポメラニアン）を散歩させる人が通った時に、2人は「かわいい」と盛り上がります。

この楽しい瞬間が、逆に物語の後半、高寿を苦しめます。

「わたし、だいぶ涙もろい」　00：21：10～

夜、高寿に告白された愛美。

「わたし癒やし系じゃないよ？結構わがままなところあるよ？」「あと食べ物でかなり機嫌が左右されるよ？」などと確認した後、「よろしくおねがいします」と愛美は快くOKを出します。

その直後、また泣き出す愛美。そして「あと一つあった。。わたし、だいぶ涙もろい」と笑います。

このシーンも、後半非常に大きな意味を持ちます。

「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線と回収｜崇史の引っ越し

親友の上山の家に居候していた高寿は、上山のおばさんのアパートに引っ越しします。引っ越しの手伝いのために、愛美もアパートに。

これからも南山君と仲良くしてあげてくださいね　00：24：40～

上山と初めて会った愛美は、「上山君。これからも南山くんと仲良くしてあげてくださいね」と言います、なんとなく大げさなこの言葉。

そこには、愛美の高寿へのある思いが込められています。

名前を呼び合い、また泣く愛美　00：26：00～

付き合い始めたばかりの2人。引っ越し直後の部屋を掃除しながら、お互いをなんて呼ぶか、という話になります。

そして、お互いを「高寿くん」「愛美ちゃん」と照れながら呼び合う2人。そこで、愛美はまた泣き出します。

名前で呼びあっただけで、なぜ泣くのか？高寿は、まだ理解できません。

良い曲線だなって、、　モデルとしてだよ｜00：26：50～

愛美の後ろ姿に見惚れる高寿。それに気付いた愛美に「いや、、いい曲線だなと思って」という高寿に「いやらしい」と愛美。

それを焦って「いや、、モデルとしてだって」と言い訳する高寿。高寿は絵を描くのでとっさに出てきた言葉ですが、これも物語の後半に繋がりのあるシーンです。

命の恩人からの預かりもの　00：27：20～

部屋を片付けていると、愛美がカギのかかった箱を見ています。高寿曰く、その箱は5歳の頃助けてもらった知らない女性に、その5年後に「次また合う時まで預かってて欲しい」と言われ受け取った箱だという。

その箱にはカギが掛かっており、中になにが入っているかはわかりません。もちろんコレも伏線で、物語の後半できっちり回収されます。

高寿君はずっとそうなんだね　00：28：00～

高寿の荷物の中から、昔高寿が描いていた漫画が出てきます。クラスメイトの友人達に続きを楽しみにしてもらっていることが嬉しかったと、懐かしむ高寿。

愛美は「クリエイターだねー」と言い、「高寿くんはずっとそうなんだね、、」と意味深なことを言います。高寿は「ん？」とそのことばの意味がわかりません。

初めて手をつないで泣く愛美　00：29：20～

愛美を駅まで送る途中、寒がる愛美に「手を繋ごうか」と言います。

初めて手を繋ぐ2人。「いいな、、　こうやって恋人同士で手を繋ぐの、、はじめてだけど、すごくいいな」と高寿。

それ対し愛美は「うん。。」と言いながらまた泣き出します。

「僕は明日、昨日のきみとデートする」の伏線｜ビーフシチュー

引っ越しの日以降、2人は1日も欠かさず会うことに。

この日は、2人でスーパーで買い物をし、高寿の部屋で愛美が料理を始めます。

ビーフシチューの隠し味　00：32：30～

愛美が作ってくれたのはビーフシチュー。その味に感激した高寿。

そして「このビーフシチューうちの味にすげー似てる」と言う高寿に愛美は、「隠し味にチョコレート入れたからね」と言います。

高寿の実家ではシチューの隠し味にチョコレートを入れるのですが、なぜ愛美がそれを知っているのかわからない高寿。

愛美は「言ってたよ、前」と答えます。

あなたの未来がわかるっていったらどうする？　00：34：20～

動物園で高寿が描いていた絵を見て愛美は「教室に張り出されるやつだね」と言いましたが、そのあと実際にその絵は教室に張り出されました。

そのことも含めて、高寿は冗談交じりで愛美に「予知能力があるんじゃない？」と言います。

それに対し愛美は真剣なトーンで「あなたの未来がわかるって言ったらどうする？」と言い、そのあと笑って茶化します。

「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線と回収｜15日目

2人が付き合い始めてから15日目。愛美は高寿の部屋で彼の髪を切ってあげます。

はじめての呼び捨てで愛美が泣く　00：36：30～

髪を切ってもらいながら会話している中で、つい愛美のことを呼び捨てにしていたことに気付く高寿。愛美は「いいんじゃないかな」と言います。

愛美。高寿。照れながら繰り返し呼び合う2人。そして、、またまた愛美は泣きます。。

はじめて抱かれて愛美が泣く　00：39：20～

2人で映画を見終わり、高寿は「やばい、、、　抱きしめたい、、」とつぶやきます。愛美は「抱きしめたら、、いいんじゃないかな、、」と返します。

そのまま体重ねる二人。

ベッドの上で眠る高寿の横で、愛美は一人涙します。目を覚まし「どうした？」と聞く高寿に、涙を見せないように顔を隠す愛美。

愛美、少し悲しげにキスをする　00：40：20～

なんとか終電ギリギリに間に合った愛美。電車を待つ時間、愛美は自分から高寿にキスをします。その表情はどこか悲しげで切なげで。。

水玉模様の手帳　00：41：40～

愛美を送り部屋に戻った高寿は、そこで「水玉模様の手帳」を見つけます。

中を開くと、未来の日付で日記のようなことが書いてあります。そして、そこに愛美から電話が。「明日朝6時教室で待ってる。あの箱を持ってきて」とだけ言い、突然愛美の声が聞こえなくなります。

突然消える愛美　00：44：00～

愛美は公衆電話から高寿に電話をしていましたが、夜の12時をまたいだその瞬間、受話器が下に落ちぶら下がった状態になり、突然愛美の姿が消えてしまいます。

以上が、物語の前半部分です。沢山の「伏線」がありましたね。

え、、？そんなシーンあったっけ、、？なんか、もう一回見てみたいなぁ・・・

というあなた・・・！

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映画「僕は明日、昨日のきみとデートする」のあらすじ

京都の美大に在籍する20歳の南山高寿（福士蒼汰）。ある日、彼は電車で大学に行こうとしたところ福寿愛美（小松菜奈）という女性に出会い、瞬く間に心を奪われてしまう。高寿は愛美に声を掛けるが、高寿のある一言を聞いた途端に愛美は涙を流す。その理由を尋ねることができずにいた高寿だったが、その後二人は付き合うことになる。周囲からもうらやましがられるほど順調に交際が進み、幸せな日々がいつまでも続くと考えている高寿。だが、愛美から思いも寄らなかった秘密を打ち明けられる。

出典：シネマトゥデイ

見どころ（おすすめポイント）は？

とにかく見どころは、まさに「パラレルワールド」と言える世界観の中で繰り広げられる二人の恋模様です。

あまりにも悲しく、あまりにも切ない二人の運命。

ここまであり得ない設定でありながらも、観るものをグイグイと引き込んでいく切ないラブストーリーに、涙すること間違いなしです。

みんなの評判は？

僕は明日、昨日のきみとデートする見たわ。ラストマジでつれぇ…
伏線だらけでクソおもろかった

— キャミオ (@cammiokoikoi) May 6, 2021

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」観た。
最初、ヒロインがメモ帳を持ってたからありきたりな健忘症かなと思ったけど、まさかそういうこととは。
伏線もしっかり回収していてよくできてる映画だと思った。
僕にとっての初めては君にとっての最後。逆もまた然り。
めちゃくちゃ切なかったな。

— おくとぱす (@Octopus_3119) December 17, 2020

「僕は明日昨日のきみとデートする」
恋愛小説です。まぁ題名からしてなんとなーくオチは分かるわけで、でもそれだとしてもこの作品は面白かったです！
伏線が何本か張られてあって、それを一つ一つ解いていくほどに切なさが心から湧いてきます。映画もあるので良ければ是非見てください

— 🍆 (@boke_7subi) May 9, 2020

｢僕は明日昨日のきみとデートする｣
見ました。このストーリー考えた人は天才ですね、素晴らしいよ
何がいいって後半でしっかりわかりやすいように伏線回収されてんですよ。あと主人公とヒロインの心情が汲み取りやすく感情移入がとてもしやすかった。今まで見てきた映画で1番泣いたね
皆さん是非見て

— きょん/マサダ那須正 (@kkkkyon__) January 24, 2020

正直、この映画は個人的に今まで観た恋愛映画の中で5本指、、もしかしたら3本指に入るくらいの作品です。もうすでに3回以上は観ていますが、毎回泣けます(T_T)

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【まとめ】

本記事では、映画「僕は明日、昨日のきみとデートする」の物語前半に数多くある伏線をまとめてご紹介しました。

可能な限り細かいとこまで拾ってみましたが、いやはやファンタジーでありながら本当によく出来ている物語だと思います。

え、、？そんなシーンあったっけ、、？なんか、もう一回見てみたいなぁ・・・

というあなた・・・！

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※本ページの情報は2021年8月時点のものです。
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「僕は明日昨日のきみとデートする」の伏線まとめ