パラレルワールドラブストーリーの原作と映画版の違い｜細かく解説

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」の原作は東野圭吾さんの同名の小説です。

本記事では、映画版と原作とを比較し、違う部分を若干細かい部分も含めてご紹介したいと思います。大筋はだいたい同じなのですが、原作では映画では出てこなかったシーンが沢山あります。

目次（ショートカット）

1 パラレルワールドラブストーリー原作と映画版の違い｜登場人物
- 1.1 映画版パラレルワールドラブストーリーには登場しない人物
- 1.2 映画版パラレルワールドラブストーリーにしか出てこない人物
2 原作にはあって映画版にはないシーンまとめ
3 おすすめ動画配信サービス【実質無料】
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4 まとめ｜パラレルワールドラブストーリー原作と映画版どっちがおもしろい？

パラレルワールドラブストーリー原作と映画版の違い｜登場人物

基本的に、どんな作品でも映画化されると、時間の関係で原作の内容はだいぶ端折られます。

本作「パラレルワールドラブストーリー」も同じで、映画版には出てこないような人物がいますし、逆に映画版でしか出てこない人物もいますので、ここでざっとご紹介したいと思います。

映画版パラレルワールドラブストーリーには登場しない人物

原作である東野圭吾著「パラレルワールドラブストーリー」では、映画版では登場しなかった人物が複数存在します。

その中で物語への影響度が高かったかなと思うのが「直井雅美」という人物です。

直井雅美

直井雅美は、智彦の研究の影響で一番最初に記憶の改編が起こった人物「篠崎伍郎」の恋人です。

篠崎は表向きには退社したという形にはなっていますが、実際には行方不明状態で、直井雅美はその所在を探しています。

作中では、崇史の謎解きのパートナー的役割も担っており、二人で篠崎伍郎の部屋を訪れるシーンもあります。

映画版パラレルワールドラブストーリーにしか出てこない人物

基本的に、映画版はだいぶシーンがカットされていますが、逆に映画版の演出？として出できた人物がいます。

それが

トンネルですれ違う足を引き摺った杖の老人

です。

この老人は本編で２度も登場したので「もしかしたら何かの伏線なんじゃないか？」と誰もが思ってしまったと思います。

▽この人物については別記事を作りましたのでそちらをご覧ください

: パラレルワールドラブストーリーの老人に意味はあるのか？
続きを見る

原作にはあって映画版にはないシーンまとめ

さて、ここからは原作の映画化された時にカットされてしまったシーンや描写を、細かいものも含めてご紹介したいと思います。

崇史と智彦の出会いのシーン
智彦の恋愛遍歴に関する描写
麻由子は崇史に会う前に崇史のCG作品に感銘を受けた
3人で食事をしている時智彦が酔いつぶれる｜小さな秘密の共有
智彦と麻由子の出会いはパソコンショップ？
麻由子の両親は差別意識が強いという話
崇史が智彦の部屋を見に行った時に謎の人物が覗いているシーン
崇史と麻由子が敷地内でプレイするスポーツが映画はバスケ、原作はテニス
崇史から麻由子へ渡すプレゼントが違う。そして原作では麻由子はそれを一応受け取る
アメリカに行った智彦から届くのが原作は便箋、映画はメール
智彦のアメリカでの「牡蠣」にまつわる描写が違う
MACの研究発表会で崇史が厳しいツッコミを入れらる
麻由子が崇史の部屋からいなくなってしまう
智彦が実家に麻由子を連れていき一泊する
智彦と共に崇史にもアメリカ行きが打診され葛藤する
崇史が実家に戻り智彦の実家を訪れるシーンがある
智彦が崇史にコンドームをもらいに来る（智彦は奥手で自分では買いに行けない、という理由で）
自身の記憶改編の真相究明のために桐山景子に協力してもらう
崇史が智彦に麻由子への好意と肉体関係についてはっきりと伝える
記憶改編直前に智彦はデータチップだけでなく手紙も崇史に預ける
etc....

結構たくさんありますね。直接ストーリーにはまったく影響のないものから、若干鑑賞する側の受ける印象が変わってしまうものまで、色々あります。

映画版だけ観たという方は、原作となる小説も読んでみることをおすすめします。原作の出版が1995年と若干古いですが、それでもあまり違和感なく楽しめるかと思います。（智彦のアメリカからの連絡がメールではなく便箋だったのは時代の違いでしょうね(^_^;)）

リンク

以上、「パラレルワールドラブストーリー」の原作と映画版の違いについてお伝えしました。

原作とあわせて映画版ももう一度チェックしてみたいなぁ・・・

というあなた・・・！

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まとめ｜パラレルワールドラブストーリー原作と映画版どっちがおもしろい？

本記事では、映画「パラレルワールドラブストーリー」と原作との違いについてお伝えしました。

やはり文字媒体の方がより細かい描写があったり、より内容も濃い感じがしますね。

「どっちが面白いか」という質問に答えるのは難しい、、、　といいますか、、、　これは両方併せて楽しむのがベストかなと思います。

映画をすでに観たよという方は、原作のより細かい描写を楽しめますし、原作が先という人は、それぞれのキャラクターをキャストがどのように演じているのかですとか、映画でしか出てこないシーンなんかも楽しめると思います。

こういった伏線が多いストーリーは、繰り返し楽しめて、わたしは結構好きです。

ケンタ

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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