映画「思い、思われ、ふり、ふられ」を観てとても良い映画だなと思ったので、先日ブログの記事を書こうと思い、本作品について世間はどんなことを検索しているのかな?と思い調べてみると、、、
思い思われ振り振られ 由奈 嫌い
というキーワードで検索している方が、一定数いることがわかりました。(それも決して少なくない人数^^;)

目次(ショートカット)
映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の由奈が嫌い|その理由とは
そもそも由奈ってどんな娘?
「思い、思われ、ふり、ふられ」の実写版とアニメ版両方を観ましたが、由奈の性格(キャラクター)は、、
●引っ込み思案
●自分に自信がない
●理想の世界に浸っている
●小さなことでも大騒ぎする(暴走する)
●傷つくことを過度に恐れている
という感じだと思います。作品内でも理央に指摘されていましたが、常に下を向いているようなおとなしい感じの子です。
「どうせわたしなんて、、、」というスタンスですね^^;
個人的な意見としましては普通に「かわいらしい」という感じなのですが、そんな彼女が「嫌い」という感覚を持つ方も意外に多いということで、その理由を考えてみました。
人間が嫌いになる相手には「なりたくない自分」が反映されている
人間誰しも、「こういう人間でありたい」という思いを潜在的に持っているものですが、実は「嫌い」と感じる相手には、自分の中にある「嫌いな自分」が強く反映されていると言います。
つまり、自分も持っている負の要素を目の前にまざまざと見せつけられることで、イラッときてしまうということです。
ですから由奈が嫌いだと感じる方は、もしかしたら自分の中に由奈の性格と重なる部分があるのかもしれませんね。
人間誰しも傷つきたくない
由奈の性格として「傷つくことを過度に恐れている」というものがありますが、実際には、人間誰しも傷つくのは嫌なものです。
他人に嫌われるよりは、好かれた方が良いに決まってますしね^^;
ただ、嫌われないようにすればするほど嫌われてしまう、というパラドックスがあるのも事実。
今の世の中に生き辛さを感じている方の多くは、もしかしたらそういう状態になっているのかもしれません。その証拠に、以前「嫌われる勇気」という本がベストセラーになりましたよね。
嫌われる勇気がベストセラーになる世の中
こちらの本は「アドラー心理学」をベースに、どうしたら生き辛さから開放され、幸せに行きていくことができるのかを説いた本です。
詳しい内容は割愛しますが、「思い、思われ、ふり、ふられ」の登場人物(親たちも含む)がぶつかっている壁の原因とも大きく関わってくる、かなり本質的な内容の名著です。
こういった内容の作品がベストセラーになる、ということは、やはり、世の中では他人との関係に悩み、うまく自分を表現出来ずに苦しんでいる方が多いということですね。
嫌われる女子の特徴|由奈が当てはまりそうな要素
一般的に「嫌われる女子」には、いくつかのパターンがあるようで、ここでは、その中から「由奈に当てはまりそうな要素」を2つご紹介します。
「でも」「だって」と言い訳が多い
誰かが誰かに対して、「こうした方がいいんじゃない?」とか「こうしなよ?」とアドバイスすることはよくあることですが、それに対しすぐに「でも、、、」「だって、、、」と、出来ない言い訳を並べてしまう人は、嫌われてしまうようです。
「でも」や「だって」はつまるところ、相手の発言を否定する言葉なので、あまりにその言葉を沢山使われてしまうと、人は不快感を感じるのです。
嫌われる女性の特徴として、「わたしなんて、、、」「自分はダメな女だから、、」と自分が不幸であることをアピールする、というものがあるそうで、辛いことがあっても前向きに生きようと努めている人間からすれば、鬱陶しく感じでしまうということです。
噂好き|個人的な相談事などをすぐに他人に話してしまう
「〇〇ちゃんから聞いたよ!」と、自分が個人的に聞いた話をすぐに第三者に話してしまう人は、嫌われてしまいます。
それが例えよかれと思ってやっていたとしても、その話はその場で留めておいてもらいたいものである可能性もあるわけですからね。
この点については「思い、思われ、ふり、ふられ」の由奈の言動の中で、唯一個人的にひっかかったところですね^^;
理央が朱里にキスをしたことを打ち明けた時も、由奈は速攻でそれを朱里に伝えていましたしね(笑)
まとめ
本記事では映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の由奈が嫌い、と感じる人がいるのはなぜなのか?についてお伝えしました。
一つ言えることは、「万人に好かれる人はいない」ということです。
そして、ある人にとっては「嫌いになる理由」が、また別の人にとっては「好きになる理由」だったりもするのが、人間の面白いところだと言えるでしょう。
だから人間界にも「コミュニティ」や「仲間」というものがあるわけですしね。

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